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”AI/IoT/ICTで畜産をアップデート”するコーンテックが1万頭の豚を飼育する協同ファーム(宮崎)と実証実験を開始

2020/07/08

導入事例

家畜の餌にかかる割合は経営コストの60%以上を占めるほど大きく、経営状況の悪化を招き、後継者不足といった深刻な事態にまで発展しています。その問題を解決するため、家畜にかかる餌の”コスト”を最大限削減し、自家配合プラントによって畜産の儲かる仕組みを創る「コーンテック」を運営する株式会社コーンテック(本社:熊本市 代表取締役:吉角 裕一朗以下 コーンテックという)は、有限会社協同ファーム(宮崎県児湯郡、代表取締役:日高 義暢、以下 協同ファームという)と共に、養豚分野における人手不足の解消及び養豚農家の利益改善を目指すアグリテック化を目的とし、協同ファームの豚舎にてIoT機器を活用し、飼育中の豚の「体重」「体温」「外気温」「音声」などをデータとして収集、それをAIで解析していくことで、養豚の最適育成モデルを構築していくことを目指す実証実験の取り組みを開始致しました。これからも、養豚経営の課題を解決する社会的企業として、地域の活性化に貢献し、持続可能な畜産農業とまちづくりに寄与します。

<AI/IoT/ICT活用の実践によって目指す成果>
畜産や農業というのは経験や勘に基づく、一番と言ってもいいぐらいの再現性の低い業界に位置しており、一つのマニュアルで解決出来る問題ではありません。また、大きな農場だと一つの市や町ぐらいの家畜数がいるのを、家畜の体調や餌の配合、病気の早期発見など、人間が到底把握出来るものではありません。

それらを、経験と称して人間がやっていたものを、カメラや気温、湿度、気象予測、餌の状況など全てをモニタリングし、AIで最適化することで畜産農家に利益体質をもたらし、今まで儲からないと言われていた畜産業を、“畜産が儲かる”といった業界構造に変えていけると考えております。またフードロスにも着目し、エサにどれだけフードロスを混ぜられるかなどの社会課題にも取り組み、循環の仕組みに貢献していきます。

【有限会社協同ファームの会社概要】
・法人名:有限会社協同ファーム
・所在地:宮崎県児湯郡川南町平田3403
・代 表:日高 義暢
・事 業:宮崎県中部の川南町で1万頭の豚を飼育する養豚場
・ウェブサイト:https://www.marumiton.com/company/

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